- 11 May
- 美容室の3周年が意味するものとは?
福岡・博多のメンズ専用美容室ARATANAを営むオーナー美容師 岡です。
2020年5月9日でオープンして3年が経過致しました。本来であれば、美味しいご飯などをみんなで食べに行ったりするところですが、コロナ真っ只中というのもありまして、営業後部下の髪を切ってあげたくらいで、何もせずヌルッと帰宅致しました。
さて、今回は『美容室の3周年が意味するものとは?』
というテーマで書きたいと思います。
最初に結論から書きますと、
- 『地域の方々に必要とされているから、残れている』
です。
- 1年以内・40%
- 3年以内・10%
- 10年以内・5%
- 20年以上・0.3%
こちらの数字は美容室が生き残る数字です。(2018年くらいのデータだったかな)
1年で10件の美容室のうち6件閉店です。
10年以上続く美容室は100件のうち5件しか残らない計算です。恐ろしい…
20年以上続く美容室0.3%て、1000店舗のなかで3店舗しか残っていないという数字…20年って住宅ローンより短いですね。
そんな激戦の美容室業界で、3年を無事に通過致しました。
私は中学2年生の頃から美容師になることを決め、その頃からヘアカタログを見ながら自分の髪や友人の髪を切っておりました。
サムネの画像に写っている私に切られているお客様は高校の友人で、おそらく高校か専門学校のころから髪を切ってます。
成人式の日に私の実家でセットをしてあげたのを覚えています。
私が県外の美容室に行っていたころを除くと、かれこれ12年ほど切ってます。
学生時代はとりあえず集合しようでよかったのですが、社会人になると友人と会うのに理由が必要になります。
福岡だと酒飲みたいという理由をつけ『飲み行こう』です。
私は美容師なので、『カット』という理由がありますので、気軽に来てくれます。
おそらく美容師になってなかったら、会っていない友人もいると思います。そういう意味では非常に感慨深いです。
2020年に新型コロナウイルスの襲撃により、不要不急の外出を避ける生活が数ヶ月続いている最中ではありますが、『カット』という理由があるので来店頂いております。
2020年5月現在は、めちゃくちゃなダメージは感じてません。
むしろ、『必要とされている』と感じております。
- 『地域の方々に必要とされているから、残れている』
これから、新型コロナウイルスの影響で美容室経営がますます厳しくなると思います。
お客様に指示されない美容室または美容師さんはどんどん淘汰されるでしょう。
私たちも今まで以上に、MEN’S HAIR ARATANAに来店する理由を作っていかなければなりません。
だいたい3年で自分の想いに慣れてしまい、たるみがちなのが人間です。(恋愛とかそうですよね)
こういう時期に新型コロナウイルスにより逆に身を引き締めさせられたので、良かったと思えます。
MEN’S HAIR ARATANAは、更なるチャレンジをしていきます。
MEN’S HAIR ARATANAのLINEアカウントを作りましたので、是非友達になってください。