- 23 September
- 岡が見ている3つの視点
福岡・博多のメンズ専用美容室ARATANAを営むオーナー美容師 岡です。
さて、今回は『岡が見ている3つの視点』
というテーで書きたいと思います。
結論から先に書きますと
- お客様の視点
- スタッフの視点
- コストの視点
です。
お客様のことばかりでもダメで、スタッフのことばかりでもダメで、コストのことばかりでもダメです。
この3つの視点を織り交ぜて、その時のちょうど良いところを決めることが大切です。
お客様の視点
その地域にお住まいの方々が利用したくなるような店舗・接客・サービスを組み合わせて、お客様に求められるように仕込まなければいけません。
- 好きなこと好きなようにやって生きていけたら良いですが、相手(お客様)に求められなければ仕事として価値がありません。
求められることが大事です。
その地域にはどういう人が住んでて、どういう生活リズムで、どういうところに困ってるか?
ときには苦手なことも、お客様を利用していただくためには必要になってきます。
経営者の目線でいうと、目的は『お客様に利用して頂き続けること』が大事で、時代とともに変化もしますし、常に地域の変化に敏感でいることが大切です。
スタッフの視点
『好きなことを仕事にしているから良いですね』とよく言われますが、なんじゃかんじゃで美容師の仕事において一番良いのは、勤務時間が短く、売上げを上げれること(給料が良いこと)と思ってます。
そのためには、出来る限り客単価が高い方が良いです。
例えば、カット10万円で一人切るのと、カット1000円で100人切るのとでは、労働負担が100倍違います。
カット料金を安くして集客して沢山切ることもできますが、1日に何十人もカットするのはすごく大変です。
労働負担を減らすことも経営者の仕事です。
『時間がない・お金がない』
こういう理由で辞める美容師さんを沢山見ます。
好きなこととはいえ、やりすぎるとシンドイです。
そこを解決するには、空間・技術・接客を織り交ぜた、他では味わえない良いサービスを提供しなければなりません。
空間(設備)だけではダメで、技術だけでもだめで、接客だけでもダメです。
コストの視点
仕事をする上でとても大事なことが利益です。
利益を増やすには、
- 1.売上げを上げるか、
- 2.売上げを上げるためにかかったお金(支出)を減らすか、になりますね。
100万円売り上げるのに家賃や広告や薬剤や備品に90万円(支出)使っていた場合、利益は10万円です。
100万円売り上げるのに支出を50万円に抑えれた場合、利益50万円です。
新規客を呼び→リピートに繋がる接客サービスと技術を提供→客単価を上げれる設備とセールス→満足度が高まりまた新規を呼ぶ
お客様を呼び、施術することも大事ですが、そのときにかかる余計なコストをかけないことも大事です。
終わりに
お客様の視点や店の状況など様々な要因を織り混ぜて、運営しております。
お客様も良くなるし、お客様がくることで自分たちも良くなる。
みなが良くなっていけば良いなと思ってます。
ではまた(^^)