- 05 March
- スタイリングをより良くする思考とは?
こんにちは、福岡/博多駅東/東比恵/男性専用美容室MEN’S HAIR ARATANAの岡です。
このブログでは、日々の営業での狙いや気付きをシェアしております。
さて、今回は「スタイイングをより良くする思考とは?」というテーマで書いていきます。
結論から先に書きますと、「好みで選ばない」ということです。
ツヤが出るのが嫌い
以前お客様との会話で、
岡:「普段は何を使ってますか?」
という問いに、
お客様:「ワックスを使います」
という答えが返ってきました。
そこについて、
岡:「なんでワックスを使うのですか?」
とさらに返してみました。
そうすると、
お客様「ツヤっぽいのが嫌いなのです」という答えが返ってきました。
この美容室ではありふれた会話なのですが、「あ〜そうなんですね〜」とお客様に合わせて流すことは、美容師として当たり障りなく簡単なことなのです。
しかし、このことについて、少し深ぼってみます。
ツヤがあるとツヤがない
例えば服のテーラードジャケットだったとして、シルクが入り細かく織られた光沢のある生地間のジャケットはフォーマル向きで、デニム生地のような縫い目が荒く光沢のない生地間だとカジュアル向きといったように、身につけるもの素材や状態によってイメージがありますよね。
冠婚葬祭のネクタイでも、お祝い事は光沢のあるもので、不幸な事だと光沢のないものを選択しますよね。
大まかに、ツヤ→キレイめ、ツヤなし→カジュアル
という構図があります。
知識で選択が変わる
冠婚葬祭のネクタイの他にも、ファッションという枠でストレートチップの革靴に例えると、
外羽根式のストレートチップは元々軍用の靴で、履きやすさやタフさ重視した作りなので、現在はビジネス靴として履かれております。
(↑外羽根ストレートチップ)
内羽根式のストレートチップは、イギリスの上流階級が作らせ着用していた靴で、フォーマル靴という“知識”があります。結婚式や葬儀に履いていきます。
(↑内羽ストレートチップ)
結婚式に出席するとしてセットアップのスーツにスニーカーは履かないですよね。
こういったことを知ることによって、そのときの選択が変わります。
スタイリングに落とし込む
ヘアスタイルの構造はツヤの有無だけで作られるものではないですが、ザッと男性のヘアスタイルのスタイリングに落とし込むと、ジェルやグリースといったツヤのあるものはキレイめな印象になり、ワックスはカジュアルな印象になりやすくなります。
(↑ツヤあり)
(↑ツヤなし)
これを“知識”として頭に入れておいて下さい。
そして、“こういう場面だからこうしよう”や、“こういう服のテイストだからこうしよう”というように、ヘアスタイル単体を好みで判断するのではなく、トータルファッションとしてスタイリングしてみて下さい。
好みで選ばない
とはいえ、「好きなもの着たい」「好きな髪型にしたい」プライベートなんだから好きにさせてくれと思う方もいらっしゃるかと思いますが、好みや感覚で選んでいると、ときに結婚式にスニーカーで行くような事故が気付かぬうちに起こってしまうことがあります。
髪は自分の体の一部で、ついつい好みで選びがちなのですが、形を変えて装飾のできる部位です。
だから、そのときの服の印象や場面によってスタイリングを変えると、よりファッションにまとまりがでますので、好みで作るのではなく、知識による判断をしてみてください。
ではまた(^^)
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