- 24 March
- 男性の頭皮洗いすぎな件
福岡・博多のメンズ専用美容室ARATANAを営むオーナー美容師 岡です。
さて、今回は『男性の頭皮洗いすぎな件』というテーマで書きたいと思います。
これから書くことは、日頃男性のお客様と関わって行く中での【頭皮の荒れ】に、ついて実際に見てきてることと、岡の勝手な予想を書きます。
さきに言っておきますが、MEN’S HAIR ARATANA(メンズヘアーアラタナ)は男性専用美容室ですので男性しか来店されないので、女性の頭皮の事情はわかりません。
あくまで、男性の頭皮環境についてです。
原因は様々だと思います。
根本的な肌質もありますし、ストレス、暴飲暴食、寝不足などもあります。
そのなかでもう一つ【洗いすぎ】というパターンもあります。
日々のサロンワークをする中で毎日だいたい1日平均12人程度お客様を担当するのですが、その中で1人くらいは洗いすぎによって荒れてるっぽい感じがしてます。(確証はない。ただ、シャンプーの仕方や、頻度を指導して良くなった人も実際いる)
なんでそんなに洗うのだろうと、私なりに考えました。
それで3つあげてみると、
- テレビCMなんかの影響(皮脂=悪)
- 生活の変化
- 日本人の昔の風習
ここからは岡の勝手な予想です。
1.テレビCMなんかの影響(皮脂=悪)
商売とはいえ、これはもはや陰謀かと思ってます。
あぶらとり紙のCMとかもそうですけど、【テカッてるのがダメ】ともはや仕向けてるように思う。
別に多少いいじゃないの。出るものはでる。体臭も汗も。人間だもの。『みんな違ってみんな良い』って誰か言ってたじゃない…。
2.生活の変化
今の日本人はというか、人間は昔に比べて運動しなくても生きて行けるようになり、汗をかくこも減り、太れるほど世の中に食べ物が溢れてま。
例えば、家のゴミ袋も生ゴミを放置してると匂いがでますよね?
体内に余計なものを蓄えているからたまにでる油や汗が臭い、洗いたくなるのでは?
3.日本人の昔の風習
日本人は他の国の方より良い言い方をすれば綺麗好き、鋭い言い方をすれば潔癖症です。
1.の陰謀説もありますが、そもそも日本人は神社などに行くと手水舎(手洗うところ)で手を清めますよね?
古代日本では神社に参拝するときは神域の手前を流れる川や湧き水で全身を洗っていたみたようで、【清める→洗う】から【洗う→良いこと】に変換してしまい、その風習が綺麗好き又は潔癖に繋がっているのではないかと勝手に推理しています。
皮脂は元々皮膚を守るために出ています。肌質や生活習慣によって洗った方が良い方もいらっしゃいますし、そこまで洗わない方が良い方もいます。年齢と共に肌質は変わりますので、応じてケア方法も変えて行った方が良い。
【毎日洗う】という定説は果たして万人に合うのでしょうかね?
ご自身でご自身の頭皮環境を、今一度観察してみてください。
果たしてそんなに洗う必要はあるのでしょうか?
『みんな違ってみんな良い』って誰か言ってたじゃない…笑
あなたの頭皮環境が良くなることを願っています。
ではまた(^^)