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岡ブログ

07 September
ARATANAがヘアカラーをしない理由【スタッフ編】

福岡・博多のメンズ専用美容室ARATANAを営むオーナー美容師 岡です。

さて、今回は『ARATANAがヘアカラーをしない理由【スタッフ編】』

というテーで書きたいと思います。

結論から先に書きますと

『スタッフに楽してほしいから』

です。

先日『ARATANAがヘアカラーをしない理由【お客様編】』

という記事を書きました。

ファッションとしてのヘアカラーは良いのですが、お客様に自信を持ってもらうためのヘアスタイルであれば、ヘアカラーは必要ないといった感じの記事です。

今回はスタッフ側に向けた視点で書きたいと思います。


スタッフにはなるべく楽してほしい

今、個人で発信ができ、集客することも可能です。

それが良い時代なのかどうなのか。

経営者としての視点でいうと

一部の当たった美容師さんの事を知って、私にもできるのではないかと、みなさん頑張っております。良いことです。

否定しているわけではなく、

ただ、みんなやってるから、分散してしまって、見る側も慣れて見疲れております。(客観視して)

これをやり続けるのって大変じゃないですか?

某集客サイトを使うこともできます。

経営者としては楽なのかもしれません。ある程度のお客様がある程度入ります。

そういうところを使わずとも集客できて、お客様が増えたら楽じゃないですか?


ARATANAのターゲットは社会人である

ビジネスでは、ターゲットにするお客様をある程度決め、集客します。

先日の記事(間口おちょぼ口集客)でも書きましたが、広い間口になれば逆に集客が難しくなります。

ARATANAのメインターゲットを年齢でいうと20代後半〜30代前半の男性です。

男性が生涯ヘアカラーをする回数を考えたことありますか?

福岡でいうと、高校生活でヘアカラーができるところはほとんどなく、大学・専門学校時代の18〜22歳の4年間でヘアカラーをします。

22〜23歳で就職する人がほとんどで、そこからどれだけの人がヘアカラー(明るくするカラー)を続けているか想像してみてください。


習得コストと在庫コスト

ARATANAでのメインターゲットは社会人なので、ほとんどがヘアカラーができません。

問い合わせがあるのも月に1〜2件。

ヘアカラーは塗るだけではなく、私見での髪の状態に合わせたコーミング、塗布の量、カラー調合、など経験がモノを言います。

その習得時間に対して、ヘアカラーがお客様に求められてなさ過ぎるのです。

そして、体力と神経は同じで、使わないと衰えます。

施術する回数が少ないので、技術レベルが維持できません。(習慣的にヘアカラーの練習をすれば別だが、その時間と練習に使うカラー剤コストはどうだ?)

また、多様に対応するとなると60種以上のカラー剤を常備しないといけません。

1度開けたカラー剤は、開けた瞬間から酸化が始まります。余って時間が経過したカラー剤は捨てることになります。

時間的にもコスト的にもカラー剤を置くスペース的にも、

月に数人のヘアカラーにコストをかけるのはコスパが悪いと判断しました。


マイナスをデザインする

モテるのは後者です。

野球でいうと、あらかじめポジショニングや脚力があり、普通にキャッチするよりも、ダイビングキャッチした方がテレビで使われてますよね(昔の好プレー珍プレーの番組)

振り幅が大事で、80点スタートの90点より、20点からの70点の方が良く思われます。

マイナスをデザインすることも大事です。

って言える人の方が、男性に選ばれます。

また信用される人は、大抵自分の弱みを相手に見せます。

できないことが弱みなものとすれば、あれはできないけど、これはできるとはっきり言ったほうが、信用されます。


今 お客様に必要とされるであろう物事を提供する

無駄という定義が様々ですが、美容師は趣味やママゴトではありません。

歴とした仕事であり、美容師として利益をだすビジネスです。

それはお客様にとって必要なものを最大限提供することです。

中途半端なスキルは提供しない。

大きな枠での美容師としては、ヘアカラー技術は必要なのかもしれません。

場所によっては必要ではないところもあります。

多種多様な美容師像があると思いますが、社会では評価される人が優位になります。

そこにくるお客様を満足させられる美容師を評価します。

ARATANAのスタッフには楽してもらいます。

ではまた(^^)