- 21 June
- 商品パッケージから学ぶ髪型戦略とは?【美容師の仕事】
福岡・博多のメンズ専用美容室ARATANAを営むオーナー美容師 岡です。
さて、今回は『商品パッケージから学ぶ髪形戦略とは?』
というテーマで書きたいと思います。
結論から書きますと
- 『トータルで作ること選ばれやすくなる』
です。
美容師というのは身体が資本であり商品であります。
部下に良く伝えているのですが、『自分自身がどこの誰に好まれたいか(好まれるべきか)をイメージして自分(商品)をトータルプロデュースした方が良い。といつも口酸っぱく言っています。
プロならそこに自分の趣味嗜好を混ぜるなと。
これはお客様にも言えることなんですが、自分を『商品』と認識するのがなかなか難しいところです。
しかし、大事です。
ここで商品パッケージでイメージしてみましょう。
こちらの純正チョコボール
こちらのパッケージはコミカルなキャラクターで目を引き、茶色はカジュアルな印象、ポップな字体を使ってます。全体的に余白がなくガチャガチャしてて、活発な若者向け(子ども)に作られたパッケージ。
続いてこちらは大人のチョコボールのパッケージ
こちら先程とは違い高級感や重厚感といったイメージになりやすい黒を基調に、キャラクターではなく本物のピーナッツの画像をメーンに使い、余白が有りしっとりと落ち着いた印象。文字も明朝体で【大人に贅沢】と、もろに大人向けに作ったパッケージ。
色合い、字体、キャラor画像、余白…といった“ターゲットに合わせて、様々な要因を構成して”トータルでイメージを作られています。
中身はチョコです。
商品は、たくさん陳列される中で、選ばれなければなりません。
純正チョコボールと大人のチョコボールが並んでたとして、余裕のある大人の方手に取るはおそらく大人のチョコボールです。
- 私達は“だれ向け”かがわかりやすいものを選ぶ傾向にあります。
(男性用って書いてあるだけで男性は選びますよね)
『好きにさせてくれ』
っという声も聞こえてきそうですが、
商品(自分)をせっかく作るなら(生きてるなら)手に取ってもらった方がいいし、売れた方がいい。
パッケージとは、誰かに選ばれるためのツールで、わかりやすい方が選ばれやすい
私達に置き換えると、パッケージとは外見です。
髪や仕草や声や体格や服です。
髪だけ、体格だけ、服だけではダメで、仕草や声全てトータルで作らないと選ばれずらいです。
髪型だけでも、毛先が遊んでたらカジュアルな印象ですし、
面になっていれば落ち着いた印象になります。
そういったことを体格や声などとを踏まえ、構成しなが作るっていうのも良いとおもいす。
あなたは誰に選ばれた方が良いでしょうか?
こういったことをMEN’S HAIR ARATANAでは考えております。
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