- 16 March
- 美容師がやってる会話術
福岡・博多のメンズ専用美容室ARATANAを営むオーナー美容師 岡です。
さて、今回は『美容師がやってる会話術』というテーマで書きたいと思います。
これを読むことで
- 他者に良い印象を与えることができる
- コミュニケーションが苦手な方は円滑になる
- お客様の指名がもらいやすくなる。
などに役立つと思います。
美容師は、ハサミやバリカンでの技術の提供の前に、お客様がどうなりたいかカウンセリングして髪型の方向性を決めないといけません。
様々なお客様がいますし、美容師側も人間ですから、「相性」や「好み」みたいなものがあります。
しかし、美容師側が来店されたお客様を選ぶっていうのはなかなか難しいです。
人は、否定されると嫌な気持ちになったり自分とは合わないと思われてしまいます。
お客様が『こうなりたい』と言ってきたとして、物理的に無理だったり、その人に似合いそうにない場合でも、絶対に‘違う’‘無理です’‘でも〜’など『否定的な表現で返さない』。
例えば、画像を持ってきていていて、見せられた場合だと、『この髪型カッコイイね』←(その画像を選んできた〜君のセンスいいね)
と肯定又は共感した表現を入れたあとに、『これ(画像)もカッコいいけど、〜君の髪質(顔立ち)がこういうタイプだから〜君にはこっちの選択肢もありそうだけど、どうかな?』
という感じで
【共感肯定→ポジティブ否定→問いかけ】
この順序を意識してみてください。
否定された感じがしないですし、さらにパーソナルな選択肢も提案した上で、相手に答えを一緒に導き出しています。
この一連の流れは、友人関係や上下関係関係、男女関係でも応用できますので、
- 友達に相談受けた
- 部下と話が進まない
- 好みの異性と仲良くなりたい
などでは有効に使えるテクニックです。
是非【共感肯定→ポジティブ否定→問いかけ】使ってみてください。
あなたが良い美容師になれるくとを願っています!