- 24 March
- カッコ良くオシャレじゃないといけない?【美容師の呟き】
福岡・博多のメンズ専用美容室ARATANAを営むオーナー美容師 岡です。
毎年3月頃は転勤や進学により、ご自身の生活環境が大きく変わる人も多いのかなと思います。
実際3月に来店されるお客様で2日に1人くらいのペースで『今回が最後になります』と言われるくらい多い感じがします。すごく寂しいです…
さて、今回は『カッコ良くオシャレじゃないといけない?【美容師の呟き】』というテーマで書きたいと思います。
先に言っておくと、カッコ良くなることやオシャレであることを否定している話ではないです。
先日、初めてMEN’S HAIR ARATANA(メンズヘアー アラタナ)をご利用して頂いたお客様とのこです。
〇〇君は今まで近所の1000円カットで校則に引っかからないようにカットしてもらってるだけでした。
高校卒業したばかりで、友達の紹介で来て頂き、友達のおすすめでパーマかけたいと言うことでした。
学生時代は同世代が横並びにされてしまうので、『被りたくない』『真似したと思われたくない』などの雑念がはいってしまい、どうしても『自分への似合わせ』がどっかいっちゃってます。やってみたい気持ちもわかります。
ただ横並びにされることで、『他人と比べ過ぎてしまう』のです。
なんか‘周り’がいろいろしてるから、『俺もなんかしないとな』っと焦ってしまう部分もあるのかなとも思います。
そして2020年3月現在はSNSが盛んに行われていますので、画像に残るようなこともあり、そういった環境が余計に『カッコ良い方が映える』『オシャレな方が映える』となっています。
しかし、こういった『カッコ良くすること』『オシャレをすること』にも得意不得意があります。カッコ良くなること、オシャレをすることは良いことだと思いますが、そういうことが不得意な人もいると思ってます。
私も一応美容師なので、20代のころに美容師友達の集まりなんか行くとみんなオシャレして意識高い系な感じだったので、私も一緒にいて恥ずかしくないようにオシャレしつつ、かといって力み過ぎない空気だしながら、絶妙なバランスで挑んでいました。
ただこういうの『疲れる』と思ったことあります。
周りに同調しようと頑張っていませんか?
その頑張っている事は、あなたにとって‘似合っている’のか考えてみてください。
周りを見過ぎで自分が見えなくなっているのでないか?
今一度自問自答してみてください。
無理しなくて良し。美容師でもオシャレ疲れます。
あなたがより良いあなたになることを願っています。