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12 March
お客様にとって良い美容師とは?

毎週来てくれるディーラーさんに、ある美容室でマスク着用していないスタッフがいて、お客様が帰ったと言う話を聞いてビクビクしている福岡・博多のメンズ専用美容室ARATANAを営むオーナー美容師岡です。

さて、今回は『お客様にとって良い美容師とは?』というテーマで書きたいと思います。

なぜ‘お客様にとって’を付けたかと言うと、良い美容師と言っても『お店にとって良い』美容師というのもいますし、『お客様にとって良い』美容師と2つの視点で考えられるからです。

『お店にとって良い美容師』とは、年上の先輩の指示に従う都合の良い人、先輩の顔色を気にして動く都合の良い人です。

『お客様にとって良い美容師』とは、お客様目線で物事を判断して動く人です。

お客様が美容室に足を運ぶ理由は人それぞれだと思います。

物理的に髪を切りたい人もいるだろうし、カッコよくなりたい人もいるだろうし、息抜きしたくてくる人もいます。

美容室での美容師のサービスは、髪を切る他に、『お客様に気持ち良くなってもらう事』も髪を切る事と同じくらい大事だと考えています。

【付加価値】というやつです。

分かりやすいところで言うと、パーソナルな似合わせ、提案、近隣の情報提供、雑談など、対面するサービスなどですし、

細かいところで言うと、立ち方、歩き方、掃除道具の使い方、丁寧な物の扱い方、先輩の技術の見方などの『お客様に関わっていないところでの表情・立ち振る舞い』も美容室内のサービス、付加価値です。

常に気を張る事は、難しい事のようですが、意識してやり続けて当たり前にできる無意識なレベルまでいけば、決して難しい事ではないです。

今後は、機械化が進み、人と人とのコミュニケーションの場が少なくなってくるからこそ、対面する環境である美容室に価値が上がるのではないかと予想してます。

そうなった場合に、‘この人と関わりたいと思われるような姿勢’と言うのは大事だと思います。

自分の体がどういう風に動いてるか意外と知らないですよね?どう言う顔して歩いてるか気にしてないですよね?

ほとんどの人が気にしてないからこそ、やっていた方が良い。できた方が良い。

働く者同士も気持ちよく働けます。

MEN’S HAIR ARATANAで働く人、未来のスタッフにはそういうところもできる人材を目指しています。

自分の立ち振る舞いを気にして日々を送ってみてください。

あなたが良い美容師になれる事を願っています。

ではまた(^^)
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